HAIR CREATE オーナーブログ

抗がん剤治療と髪の毛の親密な関係

抗がん剤治療と髪の毛の親密な関係をご存知ですか?

 

 

 

こんにちは。

ヘアクリエイトの中尾です。

 

 

私事ですが美容師歴16年です。

これだけの年数を美容師というお仕事をさせて頂くと

色々なお客様に出会います。

 

 

 

今までで印象に残っているのが

抗がん剤治療をはじめてから髪がくせ毛になるという事です。

 

 

あるところのデータによると

抗がん剤治療で(化学療法)を経験した半数以上の人がくせ毛を実感したそうです。

 

 

 

くせ毛になる原因とは?

①毛母細胞が正常に働いていない。

 

抗がん剤は基本的にがん細胞だけを攻撃するだけではなく

細胞分裂が盛んな部位ほどダメージを受けやすくなっています。

特に

がん細胞がん細胞は細胞分裂が盛んなので

一番、有効と言わてているため使用されています。

 

その中で

人体の毛は毎日毎日、細胞分裂を繰り返して

髪は伸びているので

抗がん剤の攻撃も受けてしまいます。

 

その結果

一時的に機能することができなくなり

髪の毛が作られなくなるため脱毛し

大量に髪が抜け落ちてしまいます。

 

 

 

②頭皮のたるみ

急激な脱毛により頭皮が必ずたるみます。

また髪がない状態は頭皮がダメージを受けやすく

キレイな円形状態だった毛穴が楕円形に変形する場合があります。

もしも

その状態になってしまったら

当然ですが

そこから押し出された毛は毛穴と同じように曲がってくせ毛として生えてきます。

 

 

 

※治療終了に伴い発毛

治療が終わり抗がん剤の投与が終われば

3週間程度で髪の毛は生えてきます。

しかし

そこで生えてくる毛はまだまだ未完全な髪です。

個人差はあると思いますが

見た目も産毛のような状態の人もいらっしゃるようです。

 

それらの髪は

頭皮の奥底で抗がん剤治療中に伸びるまで待機していた髪です。

毛球部分から頭皮から表面にで私たちの目で見える状態になるまでは

およそ4ヶ月の月日を要します。

 

抗がん剤治療後で3週間で生えてくる髪は

本来の髪とはまったく違う状態なので

かなり驚く方が多いです。

 

抗がん剤治療と髪の毛の関係は避けられぬものですが

昨今は以前よりは

ウィッグもお手頃な価格になったので

髪が伸びるまではウィッグでヘアスタイルを試してみる方がいいかもしれませんね。

 

 

 

 

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